TDEのトップがGQマガジンに抗議・・・「読者が興味を持つようにドラマを交えて書いている。TDEがヒップホップ全体に与えた良い影響にはあまり触れず、読者に"ヒップホップは危ない"と思わせるような記述が目に付いた」
2013/11/20 16:58
TDEの代表Anthony "Top Dawg" Tiffith(アンソニー・ティフィス)が、最新の「メン・オブ・ザ・イヤー」号でKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)を"年間最優秀ラッパー"に選出したGQマガジンへの不満を訴える声明を発表した
Top DawgはKendrickとTDEを特集した記事の中に、意図的にネガティブな印象を植え付けようとした箇所があるとして、同号のリリースパーティで予定されたKendrickのライブをキャンセルするなど、強い抗議の姿勢を見せている
「今週、KendrickがGQ『メン・オブ・ザ・イヤー』号のタイトルの1つに選出された。
アーティストとしての功績を称えられてのことだ。
しかし記事を読むと、Steve Marshというライターから、私とTDEに対してネガティブな光を当てようとする意図を感じた。
彼はあえて読者が興味を持つようにドラマを交えて書いていた。
我々の『規律の厳しさに驚いた』という書き方は、まったく失礼だ。
TDEがウエストコーストの音楽、更にはヒップホップ全体に与えた良い影響にはあまり触れず、読者に"ヒップホップは危ない"と思わせるような記述が目に付いた。
ヒップホップが暴力によって崩壊寸前まで行った、結果的に2大スターを失うことになったあの時代を思い起こさせるような人種差別的な含みがあった。
GQというステータスのある雑誌に期待をし過ぎたようだ。
記事の不当性を確認したので、GQのメン・オブ・ザ・イヤーのリリースパーティからKendrickを外させてもらった。
私は2004年にTDEを立ち上げた。
ウエストコーストのアーティストの為のホームとなり、彼らが自由に表現する場を提供し、彼らの音楽を世界に届けることを目的に。
2005年にJay Rock(ジェイ・ロック)と契約し、その後Kendrick Lamar、ScHoolboy Q(スクールボーイQ)、Ab-Soul(アブ・ソウル)が加わり、そして最近Isaiah Rashad(アイゼイア・ラシャド)とSZA(シザー)を新たに迎えた。
我々は信念や誠実さ、そしてリスペクトの気持ちを持って活動することに誇りを持っている。
それがTDEだ」
一方、Top Dawgから批判されたGQマガジンの編集長Jim Nelsonは、
「Kendrick Lamarはここ数年で最も才能のある若手ミュージシャンの1人だと考えています。
彼を『ラッパー・オブ・ザ・イヤー』に選出したのもその為です。
次のキング・オブ・ラップと称するなど、非常にポジティブな内容の記事であったと思いますし、表紙に起用したのも最大限の敬意を示してのことです。
どこにマイナスの要素があるのか私には理解できません。
そういう記述はないはずですので、是非皆さんにも実際に記事に目を通して頂きたいと感じています。
直前でのキャンセルを決めたTop Dawgの判断に当惑すると同時に、非常に残念に感じています。
何よりもKendrickのパフォーマンスを楽しみにしていたファンの皆さんに申し訳なく思います」
と、TDEを陥れるような記述がないことを主張している
Top DawgはKendrickとTDEを特集した記事の中に、意図的にネガティブな印象を植え付けようとした箇所があるとして、同号のリリースパーティで予定されたKendrickのライブをキャンセルするなど、強い抗議の姿勢を見せている
「今週、KendrickがGQ『メン・オブ・ザ・イヤー』号のタイトルの1つに選出された。
アーティストとしての功績を称えられてのことだ。
しかし記事を読むと、Steve Marshというライターから、私とTDEに対してネガティブな光を当てようとする意図を感じた。
彼はあえて読者が興味を持つようにドラマを交えて書いていた。
我々の『規律の厳しさに驚いた』という書き方は、まったく失礼だ。
TDEがウエストコーストの音楽、更にはヒップホップ全体に与えた良い影響にはあまり触れず、読者に"ヒップホップは危ない"と思わせるような記述が目に付いた。
ヒップホップが暴力によって崩壊寸前まで行った、結果的に2大スターを失うことになったあの時代を思い起こさせるような人種差別的な含みがあった。
GQというステータスのある雑誌に期待をし過ぎたようだ。
記事の不当性を確認したので、GQのメン・オブ・ザ・イヤーのリリースパーティからKendrickを外させてもらった。
私は2004年にTDEを立ち上げた。
ウエストコーストのアーティストの為のホームとなり、彼らが自由に表現する場を提供し、彼らの音楽を世界に届けることを目的に。
2005年にJay Rock(ジェイ・ロック)と契約し、その後Kendrick Lamar、ScHoolboy Q(スクールボーイQ)、Ab-Soul(アブ・ソウル)が加わり、そして最近Isaiah Rashad(アイゼイア・ラシャド)とSZA(シザー)を新たに迎えた。
我々は信念や誠実さ、そしてリスペクトの気持ちを持って活動することに誇りを持っている。
それがTDEだ」
一方、Top Dawgから批判されたGQマガジンの編集長Jim Nelsonは、
「Kendrick Lamarはここ数年で最も才能のある若手ミュージシャンの1人だと考えています。
彼を『ラッパー・オブ・ザ・イヤー』に選出したのもその為です。
次のキング・オブ・ラップと称するなど、非常にポジティブな内容の記事であったと思いますし、表紙に起用したのも最大限の敬意を示してのことです。
どこにマイナスの要素があるのか私には理解できません。
そういう記述はないはずですので、是非皆さんにも実際に記事に目を通して頂きたいと感じています。
直前でのキャンセルを決めたTop Dawgの判断に当惑すると同時に、非常に残念に感じています。
何よりもKendrickのパフォーマンスを楽しみにしていたファンの皆さんに申し訳なく思います」
と、TDEを陥れるような記述がないことを主張している
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