Q-TipがKanye Westのツアー・マーチャンダイズに使用されている南部連合旗を嫌悪・・・「南部連合旗はファックだ。あの旗の下で多くの人が苦痛を強いられた。今もあの旗に心理的な抵抗を感じる人は多い」
2013/11/08 17:15
タグ:差別

2012年にKanye West(カニエ・ウエスト)率いるG.O.O.D Musicと契約したQ-Tip(Qティップ)が、KanyeがYeezusツアーのマーチャンダイズに使用している「南部連合旗」を嫌悪するツイートを残した
「南部連合旗はファックだ。
ありえない。
Kanyeのことは好きだし、彼を否定しないが、あの旗の下で多くの人が苦痛を強いられた。
今もあの旗に心理的な抵抗を感じる人は多い」
南部連合旗は、南北戦争の際に奴隷制を支持した南軍が使用した旗であり、人種差別を正当化する人々のシンボルとして見られることから忌嫌う人も多く、今週Vlad TVのインタビューを受けたBrand Nubian(ブランド・ヌビアン)のLord Jamar(ロード・ジャマー)も、
「なんで黒人が南部連合旗にスカルをあてたTシャツを売ってんだ?
ちゃんとした理由を言えるのか?
こんなの、何をやっても許されるというおごりだろ。
オレはあんなもの絶対着ないし、黒人には着て欲しくないね」
と強い不快感を示している
なお当のKanyeは、10月下旬にLAの97.1 Amp Radioに出演した際に南部連合旗を使用している件を聞かれると、
「オレは"New Slaves"という曲を書いた。
それに併せて南部連合旗をデザインに採り入れたんだ。
ある意味で南部連合旗は奴隷制の象徴だ。
クールに受け止めている人が多いけどね」
とコメントしている