ラッパーSauce Da Bossとして活動するQuinshon Shinglesという28歳の男性が、NY市警(NYPD)から屈辱を受けたとしてブルックリン連邦裁判所に訴状を提出した
NYポストによると、2011年12月4日、3人の私服警官がShinglesの従兄弟の家を訪れ、対応した従兄弟の母親に息子が刑事犯罪の容疑者になっていることを告げて、家宅捜索をしたいと申し出た模様
しかし令状を持っていないことを理由に母親が入室を拒むと、警官らは一旦引き下がったが、しばらくして管理人から合鍵を入手して許可なく部屋に入ってきたとのこと
その時点で部屋に居たのはShinglesと従兄弟とその友人の3人で、警官は3人を床に座らせた上で手錠を掛け、令状なしで室内の捜索をしたとされる
更に室内の物品をチェックする過程でShinglesがラッパーであることに気付いた警官らは、
「家に帰りたきゃ、何かラップやってみろ」
と声を掛けたようで、NYポストにこの時の心境を聞かれたShinglesは、
「屈辱だった。
警官は全員白人で、オレは黒人。
手錠を外して欲しければラップをやってみろと言ってきたんだ。
不安だし、刑務所に入れられたくはないし・・・」
と、嫌々ながら自作のラップを披露したことを告白している
ラップを聞いた警官はShinglesの手錠を外したが、残りの2人はそのままの状態で捜索を続け、結局違法なものや犯行を裏付けるようなものは見つからずに退散している
なぜ2年近くが経過した今のタイミングなのかは不明だが、この件でShinglesと従兄弟の母親は
「違法捜査と不法監禁をされた」
とNYPDを告訴し、15万ドル(約1500万円)の損害賠償金を求めている
NYポストはNYPDにも取材を申し込んだが、
「訴状を見ていないことを理由に断られた」
と伝えている
NYポストによると、2011年12月4日、3人の私服警官がShinglesの従兄弟の家を訪れ、対応した従兄弟の母親に息子が刑事犯罪の容疑者になっていることを告げて、家宅捜索をしたいと申し出た模様
しかし令状を持っていないことを理由に母親が入室を拒むと、警官らは一旦引き下がったが、しばらくして管理人から合鍵を入手して許可なく部屋に入ってきたとのこと
その時点で部屋に居たのはShinglesと従兄弟とその友人の3人で、警官は3人を床に座らせた上で手錠を掛け、令状なしで室内の捜索をしたとされる
更に室内の物品をチェックする過程でShinglesがラッパーであることに気付いた警官らは、
「家に帰りたきゃ、何かラップやってみろ」
と声を掛けたようで、NYポストにこの時の心境を聞かれたShinglesは、
「屈辱だった。
警官は全員白人で、オレは黒人。
手錠を外して欲しければラップをやってみろと言ってきたんだ。
不安だし、刑務所に入れられたくはないし・・・」
と、嫌々ながら自作のラップを披露したことを告白している
ラップを聞いた警官はShinglesの手錠を外したが、残りの2人はそのままの状態で捜索を続け、結局違法なものや犯行を裏付けるようなものは見つからずに退散している
なぜ2年近くが経過した今のタイミングなのかは不明だが、この件でShinglesと従兄弟の母親は
「違法捜査と不法監禁をされた」
とNYPDを告訴し、15万ドル(約1500万円)の損害賠償金を求めている
NYポストはNYPDにも取材を申し込んだが、
「訴状を見ていないことを理由に断られた」
と伝えている