所有する音楽機材の売却を宣言したDJ Quikがストレスを語る・・・「昔は結構なギャラをもらって、エンジニアリングやミキシングを受けていた。でも今はその額がかなり減った。やってられるかってんだ」
2013/10/31 17:22
今週、突如これまでミキシングやエンジニアリングで使用した様々な機材を売却し、今後はそれらの仕事を受けないことをツイッターで発表して、一部メディアで「引退宣言」と報じられたDJ Quik(DJクイック)が、XXLmagのインタビューで心境を語っている
まず、
「引退するとは言ってない」
と音楽から身を引く意志がないことをはっきりさせた上で、
「ただ音楽ビジネスが変わり、受け入れられないことが色々と出てきた。
昔は結構な額のギャラをもらって、他のアーティストのエンジニアリングやミキシングを受けていた。
でも今はその額がかなり少なくなった。
エンジニアリングやミキシングというものがかつてほど重要ではなくなったということなんだと思う。
他のアーティストとスタジオに入り、企業秘密を披露しても十分なカネが出ない。
そこに価値があると見られていないんだろう。
だからそういう仕事はやめることにした。
オレが今後若いアーティストのエンジニアリングをやることはないよ。
若いアーティスト、新しいアーティストにオレの仕事を教えたり、彼らのサポートをしようとしても、その対価を払うリアルなレコード会社がなくなってしまった。
そういうことだ。
自分の培ったスキルや経験は墓場まで持っていくしかない。
オレの仕事を求めて、音楽チャートの常連アーティストたちが5,6桁(ドル)のギャラを払ってきたんだ。
それをタダみたいなカネでやってられるかってんだ」
と、デジタル化が進んで音楽ソフトの売上げ減少に歯止めがかからないことから、レコード会社の予算が減り、結果、制作の単価が落ちるという負の連鎖に嫌気が差していることを認めている
ただ「引退ではない」と明言しているように、自身のプロジェクトや、予算をしっかり取れて仕事に見合った対価を払えるアーティストの仕事は今後も受けることも付け加えている
まず、
「引退するとは言ってない」
と音楽から身を引く意志がないことをはっきりさせた上で、
「ただ音楽ビジネスが変わり、受け入れられないことが色々と出てきた。
昔は結構な額のギャラをもらって、他のアーティストのエンジニアリングやミキシングを受けていた。
でも今はその額がかなり少なくなった。
エンジニアリングやミキシングというものがかつてほど重要ではなくなったということなんだと思う。
他のアーティストとスタジオに入り、企業秘密を披露しても十分なカネが出ない。
そこに価値があると見られていないんだろう。
だからそういう仕事はやめることにした。
オレが今後若いアーティストのエンジニアリングをやることはないよ。
若いアーティスト、新しいアーティストにオレの仕事を教えたり、彼らのサポートをしようとしても、その対価を払うリアルなレコード会社がなくなってしまった。
そういうことだ。
自分の培ったスキルや経験は墓場まで持っていくしかない。
オレの仕事を求めて、音楽チャートの常連アーティストたちが5,6桁(ドル)のギャラを払ってきたんだ。
それをタダみたいなカネでやってられるかってんだ」
と、デジタル化が進んで音楽ソフトの売上げ減少に歯止めがかからないことから、レコード会社の予算が減り、結果、制作の単価が落ちるという負の連鎖に嫌気が差していることを認めている
ただ「引退ではない」と明言しているように、自身のプロジェクトや、予算をしっかり取れて仕事に見合った対価を払えるアーティストの仕事は今後も受けることも付け加えている