Power106に出演したDiddyが地元のKendrick Lamarを絶賛・・・「彼は最近の弛んだところを正そうとしているように感じる。正しい角度からモノを見ることができる人物だと思う」
2013/10/24 17:20
自身の音楽チャンネルの宣伝をしつつ、ウエストコーストからシーンを代表するラッパーへと上り詰めたKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)について語っている
「最近じゃ自分で歌詞を書かないラッパーもいる。
大切な部分を自分でやる気がないんだ。
オレもリリックを共作することが多いけど、自分の意見はちゃんと時間を取って自分で書いている。
勇気や大胆さを持つのが本来のヒップホップの姿だが、最近はその意識が薄まり、どこかソフトになっているところがあると思う。
ビーフがないとか、そういうことではない。
本来の姿を失くし、作品のクオリティが落ちているということだ。
明らかに基準に満たない曲も結構ある。
Kendrickはそういう最近の弛んだところを正そうとしているように感じるんだ。
正しい角度からモノを見ることができる人物だと思う。
彼がシーンに火を点けた。
オレたちが待っていた火だ」
またBig Sean(ビッグ・ショーン) "Control"のヴァースでKendrickが「キング」を名乗ったことについては、
「最近は皆が自称しているんじゃないかと感じるくらい、キングの称号を軽々しく使いすぎだと思う。
キングになるにはそれなりの段階を経ないといけない。
責任を背負う準備をしなければいけない。
オレはそうやって王冠を手にした。
キングになるなら、まずプリンスになる必要もあるだろう。
だが、Kendrickに関しては、王冠を被るに値するラッパーだと思う。
ヒップホップを背負い、我々がずっと待ち望んでいたリアル・ヒップホップ世代を生んだんだから。
彼の登場で本来のヒップホップらしさが戻ってきた。
まあオレからすれば、そういう存在がニューヨークではなくウエストコーストに現れたのは皮肉なことだが」
と、自身やJay Z(ジェイZ)、Kanye(カニエ・ウエスト)と並んでKendrickもキングであるとする考えを示し、シーン全体のレベルを高める存在として絶賛している
【moluv】