Rick RubinがEminem "Berzerk"の制作過程を語る・・・「Eminemのボーカルが入ったものを聞いて驚いた。私が予想したものと全然違った。スマートで面白い。いい仕事ができたと思う」
2013/10/07 17:02

Eminem(エミネム)の最新シングル"Berzerk"のビハインド・ザ・シーンの中で、Rick Rubin(リック・ルービン)が"Berzerk"の制作過程を語っている
Rick Rubinは、この"Berzerk"を収録したEmの8thアルバム「MMLP 2」(11月5日リリース)で、Dr.Dre(Dr.ドレ)と共にエグゼクティブ・プロデューサーに就くことが発表されている
「今のシーンをチェックしている人なら気付くと思うけど、最近のヒップホップにはないタイプの曲だ。
私が80年代にやったような、あの頃のヒップホップのスロウバックを狙ったんだ。
初期のヒップホップが持っていたエネルギーを再現したかった。
まず皆でスタジオに集まって色んなアイデアを出し合った。
いろいろ出た中の最終案の1つがあれだ。
最初はある曲をサンプリングしたんだけど、最終的にそれは外した。
レコーディングの初期と最後でかなり違う曲になっている。
方向性を決め、プログラミングし、詞を入れ...と進めていく過程で全然違う曲になったんだ。
最初に強力なトラックができた。
だけどトラックに対してボーカルをどういう風に組み込むかというディレクションが、私の中で定まらなかった。
だけどEminemのボーカルが入ったものを聞いて、驚いたよ。
私が予想したものと全然違うボーカルだった。
リリックもスタイルもエネルギーに満ちたものだった。
スマートで面白い。
いい仕事ができたと思う」