Kendrick LamarがPharrellから「今の世代のBob Dylan」と形容されたことを喜ぶ・・・「彼はメッセージを歌に託したレジェンドだ。オレもそういうミュージシャンでありたい」
2013/09/19 14:40

人気トーク番組「アーセニオ・ホール・ショー」に、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が登場
先日、Pharrell(ファレル)が
「Kendrick Lamarは今の世代のBob Dylan(ボブ・ディラン)だ。
優れたストーリーテリング能力を持ち、音楽を聞いた人の気持ちを高めることができる」
と語った件を持ち出されると、
「凄く光栄だ。
オレは色んなところで
『ラッパーであるなら、ただラップをするのではなく、ちゃんとメッセージを伝えたい』
と言っている。
Dylanがまさにそういうアーティストだった。
メッセージを歌に託したレジェンドだ。
自分の意見を歌で表現し、多くの人を惹きつけた。
オレもそういうミュージシャンでありたい」
と素直に喜んでいる
また、勢いのある現行のウエストコースト・ヒップホップ勢について、意見を求められると、
「オレたちTDEは、いやTDE以外のウエストコーストのMCも、皆ヒップホップシーンに関与していきたいと思っている。
かつてのTupac(トゥパック)やDr.Dre(Dr.ドレ)のように。
オレたちは彼らが発したようなエネルギーを再び世界に向けて発信したい。
ヒップホップカルチャーに、あのエネルギーを呼び戻したい。
オレや、ScHoolboy Q(スクールボーイQ)、Ab-Soul(アブ・ソウル)、Jay Rock(ジェイ・ロック)、Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)、Dom Kennedy(ドム・ケネディ)、Problem(プロブレム)、そしてベイエリアのIamSu!(アイアムスー)等でね。
先人のレガシーを引き継ぎ、それを世界中の人たちに見える形で表現するつもりだ。
こういう話をする場を与えてくれてありがとう」
と、高い志を持ってアーティスト活動を続けることを表明した
更に少年時代に地元コンプトンでTupacとDr.Dreを目撃した時の話では
「昔、"California Love"のビデオの撮影現場に行った。
コンプトン・スワップミートにDr.DreとTupacが来たんだ。
父さんが彼らが来ているのを知って、家にいたオレを迎えに来て手を引いて連れて行ってくれた。
凄い光景だった。
父さんは肩車をしてオレに見せてくれたよ。
すぐ近くにPacとDreがいた。
コンプトン中から集まった綺麗な女の子たちと談笑してる様子が見えた。
15年後、スタジオに立つオレの横にDreがいた。
あの時の話をしたら、彼は覚えてたよ。
彼はセットの様子から集まった人のことまで、細かく覚えていた。
小さい子供がいっぱいいたことも覚えてたから
『アンタの方を見てる子供の中の1人にオレがいたんだ』
と伝えといたよ」
と振り返っている