Rapsodyが初めて9th Wonderに会った際、SnoopやATCQのラップを覚えるよう助言されたことを明かす・・・「キミはドープだ。スターになれる。だけど、もっと抑揚とフローの勉強しないといけない」
2013/09/06 16:49
「Lauryn Hillのラップを初めて聞いたのは、"Fu-Gee-La"のビデオだった。
TVに映し出されたLaurynのラップを聞いて、衝撃を受けた。
他の人と全然違ったから。
どこかアフリカを感じるというか、とにかく凄く変わってるという印象を持った。
同時にソウルフルだった。
私にとってLaurynは性別を超越した存在なの。
皆が作り上げた『フィメールラッパーというのはこういう感じ』というステレオタイプなイメージを取り払い、『しょせん女のラッパーは男には敵わない』という通念も見事に覆した。
Laurynは女性に対する固定観念を取り除いた特別な存在よ」
また、メンターの9th Wonderとの出会いを振り返ると、
「初めて私の曲を9thに聞いてもらった時、宿題を出されたの。
『キミはドープなアーティストだ。
スターになれる。
だけど、もっと抑揚とフローの勉強しないといけない』
と言って、Snoop(スヌープ・ドッグ)やTribe(ア・トライブ・コールド・クエスト)のアルバムを聞くよう言われたの。
彼らの音楽は知ってると言うと
『アルバム内の全てのラップを覚えて欲しいんだ。
リリック全て。
ただ言葉を覚えるということじゃないよ。
彼らのラップの仕方をマスターするということだ』
と言われた。
Jay Z(ジェイZ)の『The Black Album』も課題の1つだったわ。
それからの2か月は課題のアルバムを聞き込んだ。
イントロから最後の曲まで。
彼らのラップの1つ1つを覚えたわ」
と、自分に足りなかったものを適切な指導法で教えられたことを明かしている