MainoがニューヨークからKendrick Lamarのように仕掛けるラッパーが出なかったことを悔やむ発言・・・Big Sean "Control"にKendrickが残した今年一の激熱ヴァースについて
2013/08/22 16:27
Kendrickは同曲の中で、
「オレはMakaveliの子であり、ニューヨークのキングだ。
東西どちらも片手で転がす、両海岸のキング」
「ふだん一緒にラップをするヤツはオレの仲間だが、これはヒップホップ。
お前らも現状を良く知っておいた方がいい。
Jermaine Cole(J.Cole)、Big K.R.I.T.、Wale、Pusha T、Meek Mill、A$AP Rocky、Drake、Big Sean、Jay Electron、Tyler、Mac Miller、お前らに言ってんだ。
お前らのことは好きだが、オレはお前らを抹殺する。
コアなファンもお前らのラップをもう聞けなくなる。
お前らの並べる言葉など1つも聞きたいと思わなくなるだろうよ。
競争?
オレが一人でレベルを上げてんのに?
誰が届くんだよ?」
と激しいテンションのラップを披露しているが、これに対しMainoはラップの内容に口を出す意志がないことを前置きした上で、LAのKendrickが「キング・オブ・ニューヨーク」を自称した件について、
「オレはKendrickが好きだし、彼の音楽のファンだ。
今回の件もヒップホップらしいことだと思っている。
色んな意見があるけど、オレはちょっと違う視点で見ている。
ニューヨークという都市の現状を思うんだ。
彼が言った内容うんぬんではなく、なぜいま彼がああいう発言をしたかが気になる。
やっぱり今のNYに強さを感じないからだと思う。
オレたちNYのラッパーが軟弱に見えるからああいうことを先に言われたんだ。
オレたちの側にはLAに口撃を仕掛けるような気概のあるラッパーはいない。
敵わないと思っているからだろう。
デトロイトに噛みつくようなヤツもいない。
シカゴに対してもそう。
相手に引け目を感じているんだ。
オレたちの街のラッパーは軟弱になった。
心からそう思う」
と、NYからKendrickのようなラッパーが出ないことを悔やむ発言を残している