Ja Ruleが初めて刑務所生活を振り返る・・・「毎日のように絡まれたり、つまらないことで喧嘩をしたりとか、そんな生活を覚悟していた。最悪の事態も想像してたんだけど・・・」
2013/08/08 16:44

銃の不法所持で有罪となり、2年近い服役を経て今年5月に自宅に戻ったJa Ruleが、Complex.comのインタビューに登場
長いインタビューで様々なトピックに答えているが、まず出所後の生活の様子を尋ねられると、
「家では子供たちや家族とのんびり過ごしている。
それからレコーディング。
家の中に小さなスタジオがあるから、そこでやっている。
そしてワークアウトくらいかな。
ホントに(笑)
今はそんなに色んなことができる状態じゃないんだ。
夕方5時、6時には家に戻ってないといけないし。
できることが限られている。
ワークアウト、レコーディング、家族とリラックスした時間を過ごす。
それだけだ」
と、脱税による刑期が今冬まで残っていることもあり、完全に自由ではないもののリラックスした日々を送っていることを明かしている
また、服役中に辛かったことを聞かれると、
「刑務所では皆と仲良くやれた。
かなりの知り合いができたよ。
刑務所の連中との間で嫌な感じになったり、マズイなと思うようなシチュエーションになったことは一度もない。
それとは違う部分では辛い思いをした。
家族や仲間と離れていることが何よりも辛かった。
細かい部分では、歯ブラシとトイレットペーパーの粗末さが嫌だった。
食事も不味かったな。
中ではラザニアが食べたくて仕方がなかった。
出所したら妻にラザニアを作ってもらおうとずっと思っていた。
それから旨いステーキとチーズバーガーもだ」
と語っている
更に、刑務所内で一般的に言われるような不快な思いをしなかったかを問われると、
「オレにはたくさん友達がいる。
いま刑務所に入っているヤツも居るし、刑務所を出たヤツも居る。
そういう連中に刑務所の中がどんな感じかを事前に聞いたんだ。
刑務所に入るのは初めてだったからな。
でも結局は自分が中に入るまでは、分からなかった。
皆それぞれ言うことが違うからだ。
オレの経験も、やはり他の連中と全然違った。
皆がオレのことを知っている状況だったからな。
服役中いくつか施設を替わったけど、どこに行っても皆が"Ja Rule"を知っていた。
しかもオレがその刑務所に来るということも皆が知っていた。
会う人会う人が好意的にオレを受け入れてくれたよ。
オレの音楽のファンという人も結構居て、多くの人がオレの仕事にリスペクトを示してくれた。
とにかく全然想像と違ったんだ。
毎日のように絡まれたり、つまらないことで喧嘩をしたりとか、そんな生活を覚悟していた。
最悪の事態も想像してたんだけど、いざ入ってみたらオレの置かれた環境はまったく違った。
好意に溢れていたんだ。
ビーフなど一度も経験していない。
自分でも驚いているよ。
どの集団にも1人くらいは合わないヤツが居るもんだと思っていたけど、そうじゃなかった」
と、淋しさや不自由さを除けば、アメリカの刑務所と聞いて多くの人が想像するような危険な経験を一切しなかったことを告白している