Public Enemyが現状のヒップホップの課題を語る・・・「スローテンポのラップが現れ、ヒップホップは大切なものを失くしてしまった気がする」「今のラップミュージックには本分がない」
2013/08/02 15:16
まずFlavor Flav(フレイヴァー・フレイヴ)が、
「スローテンポのラップが現れ、ヒップホップは大切なものを失くしてしまった気がする。
スローなラップは定着し、今ではほとんどのラップミュージックがスローテンポで作られている。
観衆に
『思いっきり手を振れー!!(wave your hands in the air like you just don't care!)』
と言えるような曲がなくなった。
踊りたくなるような曲がなくなった。
今のラップミュージックには本分がない。
特にアメリカのシーンに言えることだ。
これぞヒップホップという曲が少なくなった。
Lil Wayneは素晴らしいラップソングを作っている。
Drake、Nicki Minaj、Ludacris、Jay Z、Kendrick Lamarr、50Cent、Snoop...みんな素晴らしいラップソングを作っている。
でもヒップホップではないんだ」
と自身のヒップホップ観を語ると、あとを受けたChuck D(チャックD)は、
「ヒップホップが好きなら、どうしてなのかを自分で考えてみて欲しい。
オレたちは26年間、90か国でライブをし、ヒップホップを続けている。
自分たちなりの意義を持って活動している。
Bob Marley、Bob Dylan、Bobby Womack等の音楽活動を見習うべきだと思う。
いろんな面で学ぶことができる」
と、アティチュードを持ったレジェンドたちから学ぶことを勧めている