No I.D.がストリーミング時代の成功のカギを語る・・・「良質な音楽を作ることが大切だ。いい曲が勝つ時代になる。これからは宣伝で売る時代じゃなくなる」
2014/10/30 14:49
タグ:クリエイティブのヒント
「ミリオン(100万)ではなくビリオン(10億)の人に音楽を届けられる時代になった。
急激な変化に途方に暮れている人も居るけど、オレたちはとにかく人々を夢中にする音楽を作り、リリースすることを続けるだけだ。
そして誰かの耳に留まるのを待つ。
世の中の幸運というのはいつも突然訪れる。
ある日、誰かが自分の音楽に気付き『これは何だ』と曲を調べ、そのアーティストのファンになるんだ。
今はストリーミング全盛だ。
リスナーが満足するような、聞きたくなるような良質な音楽を作ることが大切だ。
いい曲が勝つ時代になる。
これからは宣伝で売る時代じゃなくなる」
また、先月自身のレーベルARTiumに所属するElijah Blake(イライジャ・ブレイク)がEP「Drift」をリリースした話題になると、
「制作に入る前、Quincy Jones(クインシー・ジョーンズ)の本『Q On Producing』を特集したTVを見てね。
彼が脳のアルファ波状態について言及してるのを知ったんだ。
半分寝て、半分起きているような状態の時が一番クリエイティブだって話だった。
色んなものが意識せずに溢れ出てくる状態らしい。
それをElijah Blakeにやってみたんだ」
と語り、制作中はElijah Blakeに1日10曲のソングライティングを課し、自然と曲が出るまで追い込んだことを明かしている
【moluv】