DJ Quikが2Pacの仕事の早さを語る・・・「スタジオに入ると椅子に座り、脚を組んでからブラントに火を点け、紙に詞を書き始めた。そして、30分後に『できた』と言うんだ」
2015/03/04 00:04
タグ:裏話

プラチナ・アルバムとゴールド・アルバムを2枚ずつ持つウエストコーストのベテラン・ラッパー/プロデューサーのDJ Quik(DJクイック)が、Noiseyのインタビューで、Suge Knight(シュグ・ナイト)の誘いを受けて実現した2Pac(2パック)「All Eyez On Me」参加時のエピソードを語っている
「"Heartz of Men"でプロデューサーとしてクレジットされてるけど、ミキシングもやってるんだ。
2日で14曲をやったよ。
いま考えれば、家にも帰ってないから、ヤギみたいな匂いをさせながらやってたんだろうな(笑)」
と語り、2Pacについては
「スタジオに入ると椅子に座り、脚を組んでからブラントに火を点け、紙に詞を書き始めた。
そして、30分後に『できた』と言うんだ。
冗談かと思ったよ。
あんなに早く曲を書ける人間は見たことがない。
彼はこのカルチャーにとって、本当に重要な人物だった。
本人はそんな風には思ってなかったみたいだけどね」
と、かつてDr.Dre(Dr.ドレ)も語っていたPacの仕事の早さを証言している
更に自身も制作に関与し、結局お蔵入りとなったと見られるDr.Dreのアルバム「Detox」について問われると、
「Detoxの内容を一言で言えば『アヴァンギャルド』だろうな。
これまで存在していない、前衛的、独創的な作品だ。
だからDreはいつ出すべきかを迷ったんだと思う。
それを見てたから、オレはリリースはないんじゃないかと思ってたんだ。
カネじゃない。
ヘッドホンでビリオネアになったからじゃないよ。
だけど、だ。
なんでパーフェクトなアルバムをお蔵入りにするんだろうなぁ」
と語っている