Scarfaceが少年時代の自殺未遂を告白・・・「かまって欲しかったんだと思う。 自分のことを誰かに気にして欲しかったんだ。 今だから当時の自分の心境が分かるし、言える」
2015/04/20 15:33
タグ:裏話

今週火曜に少年期の心の闇を告白した自伝「Diary of a Madman: The Geto Boys, Life, Death, and the Roots of Southern Rap」を出版するサウスのベテランScarface(スカーフェイス)
少年時代の奇行や自殺未遂など、Billboardウェブ版がその一部を紹介している
「父親は死に、母親からは疎まれた。
母親が見つけた新しい父親とも馴染めなかった。
祖母のところに預けられたけど、9人も子供が居るから居場所がなかった。
フットボールのゲームに出ても誰も見に来てくれない。
野球をやってもそう。
自分が誰にも必要とされていないと思った。
寂しくて狂ったんだ。
教室で誰かを叩いたら、オレに注目が集まった。
危ないと皆が言い始めた。
人の関心を得られたんだ。
大人に気にしてもらうには馬鹿をやるしかなかった」
「母親の薬箱から血圧の薬を取り出して一気に飲んだ。
気付いたらバスルームの床で寝ていた。
救急隊員がオレに呼び掛けていた。
窓の外に停まった救急車の赤色灯が見えた。
病院に運ばれてトコンで胃の洗浄をされた。
色んなものを吐き出さされて気分が悪かった。
自殺を図ったのは1回だけじゃない。
手首を切ったり、銃を頭に当てたりした。
だけど結局死ななかった。
銃の引き金を引かなかったし、大量に出血する程深く手首を切らなかったからだ。
本気で死ぬつもりではなかったからだろう」
「かまって欲しかったんだと思う。
自分のことを誰かに気にして欲しかったんだ。
今だから当時の自分の心境が分かるし、言える」