"冒とく"と主張する客のクレームを受け、米小売店がA$AP Mobの星条旗を逆さにデザインしたTシャツを撤去・・・メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)で愛国ムードが高まる?!
2015/05/28 10:49
タグ:ネタ

米衣料小売りの「パックサン」(パシフィック・サンウェア)が、客の抗議を受けてA$AP Mob(エイサップ・モブ)の一部Tシャツを店頭やWEBサイトから撤去したことが話題になっている
USAトゥデイによると、
「連休中にパックサンに買い物に来た一部の客がA$AP Mobの米国旗を逆さまにしたデザインのTシャツに気付き、ツイッターなどに写真をポストして"無礼" "冒とく" "侮辱的"と大騒ぎし、SNSが荒れていることに気付いたパックサンが商品を撤去した」
と伝えている
(アメリカでは法律で「星条旗は生命や財産に極度の危険が迫っている際にそれを他者に知らせる場合を除き、下方に傾けて掲揚してはならない」と定められており、国旗を逆さまに掲げることは「危機にあることを周囲に知らせるサイン」として知られている)
今月25日はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日=兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日)の祝日で、普段なら気にならないことが、愛国ムードが高まってスルーできない人が増えたことが原因と見られる

商品撤去後、パックサンはフェイスブックに
「PacSunは若者文化を応援する小売店として、アーティストやクリエイターのブランドの商品も広く扱っておりますが、この度一部の商品に『国の為に命を捧げた方々への配慮に欠くデザインがある』とのご指摘を頂き、該当の商品を店頭から撤去し、通販サイトからも削除することを決定致しました」
と、説明とお詫びの文章も掲載している