ボーイフレンドの送迎役がBad Boyとアーティスト契約・・・Faith EvansがスタジオでPuff Daddyの目に留まったエピソードを語る
2015/06/04 11:52

Vlad TVのインタビューを受けたFaith Evans(フェイス・エヴァンス)が、1993年にPuff Daddy(パフ・ダディ)の目に留まりBad Boyの女性第一号アーティストとして契約することになった時のエピソードを語っている
「あの日に、私にレコード契約の話が出るなんて考えてもいなかった。
スタジオに居たのはたまたまなの。
私は娘の父親の送迎にスタジオに行った。
プロデューサーだった当時のボーイフレンドを車でスタジオに送りにね。
(Faithは92年に交際していた音楽プロデューサーKiyamma Griffin(キヤマ・グリフィン)との間に女の子を出産している)
その日はUsher(アッシャー)のデビューアルバムに収録する曲を録る日で、アルバムの共同エグゼクティブ・プロデューサーだったPuffがそこに居た。
レコーディングを進めているうちにある部分に女性のヴォーカルを入れたいという話になったみたいでね。
誰かすぐ呼べるのは居ないかとなって、Al B.Sure(アル・B・シュア)のバックコーラスをやってた私に話が回って来たの。
ラウンジで待ってた私のところにスタッフがやってきて、いきなり『スタジオに入って』と言われた時は驚いたわ。
説明を受けて2小節ほどボーカルを入れたんだけど、シックリこなくて『Mr.Puff、ちょっとアレンジしてもいいですか?』と断って、自分の思う感じで歌わせてもらった。
OKをもらってスタジオを出ようとしたら、Puffyから『オレと契約するつもりはない?』と声を掛けられたわけ」
また「いつ頃から歌手になろうと考えていたの?」の問いには、
「小さい頃から歌手になりたいとは思ってたけど、レコード会社と契約するプロの歌手になるなんて思わなかった。
あまりにも遠い存在な気がして。
単純にシンガーとして生きていきたいとだけ思っていて、少し知識が増えてくると、ホテルのラウンジなんかで歌って生計を立てられたらいいなと考えたくらい。
だけど、ある時に気付いたの。
自分で詞を書いたりメロディを作ったりしてみると意外とスムーズにできて、これならレコーディング・アーティストになれるかもってね」
と流れの中で自分の才能に気付いたことを明かしている