Kendrick Lamarが自身のアルバムを教材に使っている高校を訪問・・・「オレが先生のようになって皆に何かを教えるより、オレが皆の話を聞く方が大切だと思う。その方がオレが一方的に話すよりも、深い結びつきを得られる」
2015/06/12 12:25

ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われたHot97「Summer Jam」に出演したKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が、翌月曜、同州ノースバーゲンのハイテク高校を訪ねたことが話題になっている
同校の29歳の国語教師はToni Morrison(トニ・モリスン)の小説「The Bluest Eye(青い眼がほしい)」の趣旨や背景を生徒等に分かりやすく伝える為にKendrick Lamarのアルバム「To Pimp a Butterfly」を教材として使用し、その授業について自身のブログで触れたところ1万を超える「いいね!」が集まるなどSNSで情報が拡散
数週間後にはブログの記事がKendrick Lamar本人の目に留まり、Kendrick側から同行訪問の打診があったとのこと
教師のクラスを訪ねたKendrickは生徒のオリジナルの詩やラップ、意見などを聞いて1人ずつにアドバイスし、
「オレが先生のようになって皆に何かを教えるより、オレが皆の話を聞く方が大切だと思う。
そうした方がオレが一方的に話すよりも、Kendrick Lamarと生徒という関係性よりも、深い結びつきを得られると思う。
友達の関係に近づける。
それに皆の話を聞くことで自分の足りないところも分かるんだ。
次にどの方向に進むべきかとか、そういうことを考えるいい切っ掛けになる」
と相手の話を聞くことの大切さを説いている
最後にアルバムから"Alright"をパフォームしたKendrickは
「皆に会えてよかった。
またここに来る。
約束する」
の言葉を残して夢のような時間を終えている
【moluv】