Ice Cubeがゴーストライティングを語る・・・「人が書いた名曲はこの世にたくさん存在する。本来は誰がそのリリックを書いてようがそこまで気にならないんだけど、これが争点になるのはヒップホップだからだろうな」
2015/08/07 13:50

他のラッパーへの詞の提供もしてきたベテランIce Cube(アイス・キューブ)が、Meek Mill(ミーク・ミル)とDrake(ドレイク)の一件で話題になった「ゴーストライティング」(代作)について自身の考えを語っている
「人に書いてもらうのはオレの好みではないな。
やっぱり自分でリリックを書いてるラッパーの方をリスペクトする。
ただ、作詞を人に頼むというのは音楽の1つのパターンであるのは事実だ。
人が書いた名曲はこの世にたくさん存在する。
本来は誰がそのリリックを書いてようがそこまで気にならないんだけど、これが争点になるのはヒップホップだからだろうな。
だいたい、音楽は1人では作れないものだ。
色んな人が携わって1つの曲が完成している。
その細かい過程を気にするリスナーは少ない。
多くの人の関心は、スピーカーから聞こえてくる音楽そのものだ」
更に2人のビーフについては
「見てる分には楽しいよ。
どっちが優れているか、誰がベストか、というのはヒップホップのエッセンスの1つだ。
ただ、どんなに腹が立って感情を乱されても、あくまでもレコードの中に留めないとな。
ストリートに出てしまうと、それはヒップホップではなくなる。
その失敗を経験しているのがオレたち世代だ。
教訓を忘れちゃいけない」
と述べ、「どちらが優勢ですか?」の問いには
「今のところの勝者はDrakeだな。
ただMeekもこのまま黙ってはいないだろう」
と語っている

このところ、ラッパーへのインタビュー中にMeek MillとDrakeのビーフの勝敗を尋ねるケースが増えており、先週同じMTVの取材でこの件を聞かれたA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)は
「こういうのは結局はどちらかが敗者になるんだろうけど・・・Meekかな」
と短くコメントしている