Ja Ruleがキャリア全盛期に体験したDMXとの奇行を語る・・・「車を置いて歩き出した。どうすんのかと思ったら、ちょっと先で親指を上げたんだ。『おい、待てよ。こんなところでヒッチハイクは無謀だろ!』と言った瞬間、1台の車が停まった」
2015/08/26 00:28

Complexのインタビューで、Ja Rule(ジャ・ルール)がキャリア全盛期に体験したDMXとの奇行を語っている
「オレとXが共に一番売れてた頃の話だ。
マイアミのホテルを出たところで、ベンツに乗ってるXに会ったんだ。
『どこ行くの?
良かったら乗ってかないか?
乗れよ』
と声を掛けてきたから、助手席に乗り込んだ。
『どこで車を調達したの?』
って聞いたら、
『これはオレの車だ』
と言って走り始めた。
市内を走り回ったんだけど、飛ばすし、運転が荒いから、警察に停められてね。
『免許証と登録証を』
と言われたら、
『オレの車じゃない』
と言い出したんだ。
『はあ?どういうことだよ?』
と、思わずオレが聞いたよ。
Def Jamのスタッフの車を勝手に乗り回してたらしい。
警官は無線で確認を取ったみたいで
『確かに車の持ち主はお宅のレーベルの人間だった。
向こうも貸したと言ってるからそこはいいが、免許証を持ってないんじゃ、このまま行かせるわけにはいなかい。
誰かに迎えに来てもらいなさい』
と言われてね。
Xは
『分かった』
と言うと車を置いて歩き始めたんだ。
どうすんのかと思ったら、ちょっと先で立ち止まって親指を上げたんだ。
『おい、待てよ。こんなところでヒッチハイクは無謀だろ!』
と言った瞬間、1台の車が停まったんだ。
女の子が1人で運転してて、オレたちを見て『マジで!』と叫びまくってたよ。
結局、彼女のお婆ちゃんのウチに行くことになって、近所の人みんなが見守る中で、お婆ちゃんの料理を食べて、皆と写真を撮ってとお祭り騒ぎだったな」