
RIAA(米レコード協会)が、J.Cole(J.コール)が2011年にリリースしたアルバム「Cole World: The Sideline Story」と2013年の「Born Sinner」を先週火曜付でプラチナディスク(100万枚/DL超)に認定したことが分かった
2014年リリースの3rdアルバム「Forest Hills Drive」も今月初旬にプラチナに到達しているので、Coleはこれまでにリリースした3枚のスタジオアルバムすべてでプラチナ認定を受けたことになる
5年前と3年前にリリースした旧作がここに来て立て続けにプラチナ認定を受けた背景には、ゴールド/プラチナ認定基準の変更があり、RIAAは音楽ストリーミング利用が急激に増加していることを受けて認定の基準を見直し、今月1日付で「オーディオまたはビデオ再生1500回」=「10曲分のダウンロード」=「アルバム1枚」とする新ルールに変更することを発表していた
このルール変更で新たにゴールド/プラチナ認定を受ける作品が急増し、今月に入って先のCole 3作品のほか、Kendrick Lamarの「To Pimp A Butterfly」とBig Seanの「Dark Sky Paradise」がプラチナに、The Weekndの「Beauty Behind the Madness」とNicki Minaj「The Pinkprint」がマルチプラチナ(200万枚/DL超)、そしてWaleの「Ambition」、Future「Dirty Sprite 2」、Kid Ink「My Own Lane」がゴールド(50万枚/DL超)に認定されている
RIAAは「時代の変化に即したルール変更」と説明しているが、Kendrick Lamarが所属するTDEの代表Anthony Tiffith(アンソニー・ティフィス)はこれを喜ばず、

「RIAAのこんなくだらないルール変更には付き合えない。ウチはオールドスクールのルールでいい。出荷100万枚でプラチナだ。その日まで皆さんからの祝福は遠慮させてもらう」
のツイートを残している