Talib Kweliが急逝したPhife Dawgに宛てたエッセイを発表・・・「オレが音楽の道に進むきっかけになった人として、これからも彼はオレの中で生き続ける」
2016/03/24 17:10
タグ:裏話

Talib Kweli(タリブ・クウェリ)が22日に急逝した5歳上のラッパーPhife Dawg(ファイフ・ドーグ)に宛てたエッセイをBillboard内で公開した
「Phifeのお母さんのCheryl Boyce Taylorを個人的に知っている。
オレは10代のときブルックリンのNkiruブックスで働いていた。
Cherylはトリニダード出身の有名な詩人で、よくウチの店で詩の朗読会をやってたんだ。
オレもその手伝いをしたよ。
ラッパーとして活動する息子のMalik(Phife)のことを嬉しそうに語っていたな。
そして自分の息子の音楽を愛するオレのようなファンがいることを喜んでいた。
Phifeの訃報を聞いた時、まずそのCherylの顔が浮かんだ。
母親である彼女の心情を思うとやりきれない。
・・・Phife Dawgはオレたちがヒップホップと呼ぶこのカルチャーを真剣に観察し、その保護に熱心な人だった。
ヒップホップの象徴と言えるような存在だった。
今のオレがあるのは彼のお蔭と言っていい。
音楽の道に進むきっかけになった人として、これからも彼はオレの中で生き続ける」