VOGUEの表紙撮影に初めて黒人カメラマンが起用されたことをBeyonceが喜ぶ・・・「21年前、私がメディアに出始めたころ、雑誌の表紙は私には無理だと言われた。黒人が表紙だと『売れないから』と。それを過去の話にすることができた」
2018/08/07 13:32
記事タイトルを変更しました。
(UPDATE) 2018/8/8 追記
VOGUE 9月号の表紙に初の黒人カメラマンとして起用されたTyler Mitchell(タイラー・ミッチェル)が、広く報道されたようにBeyonce(ビヨンセ)の推薦で起用が決まったのではなく、Raul Martinez(ラウル・マルティネス/クリエイティブ・ディレクター)とAnna Wintour(アナ・ウィンター/編集長)からオファーが来て、それにBeyonceが喜んで賛同してくれたのが「実際のところ」とツイート
An article from @BoF explaining the leaks and rumors around our shoot.
— Tyler Mitchell (@Tyler_Mitchell_) 2018年8月6日
The truth is Raul Martinez and Anna Wintour proposed and hired me for the Vogue shoot and Beyoncé quickly agreed.https://t.co/KOQx7SgebS
「VOGUEが126年の歴史で初の黒人カメラマン起用」の事実と誌面でのBeyonceの発言が錯綜し、誤った情報が伝達されたと見られる
(UPDATE) 2018/8/7
VOGUE 9月号の表紙でモデルを務めたBeyonce(ビヨンセ)が、カメラマンに23歳の黒人フォトグラファーTyler Mitchell(タイラー・ミッチェル)を起用し話題になっている
ハフポストによると、通常同誌の表紙は人物の選定から衣装まで編集長が決定するが、今回は関連したページの多くをBeyonceに裁量を委ねるという契約を事前に結んだ模様
VOGUEの表紙撮影に黒人カメラマンが起用されるのは、同誌の126年の歴史で初めてとのこと
「21年前、私がメディアに出始めたころ、雑誌の表紙は私には無理だと言われた。
黒人が表紙だと『売れないから』と。
それを過去の話にすることができた。
・・・世界にはたくさんの文化的、社会的障壁が存在する。
私はそういった障壁をできるだけ取り除き、どうせ自分たちの声なんて届かない、自分たちなんて無視されると感じている人たちが違った見解を持てるようにしたい。
・・・私の前に存在した輝く女性たちの前にも障壁があったことを想像してほしい。
Josephine Baker、Nina Simone、Eartha Kitt、Aretha Franklin、Tina Turner、Diana Ross、Whitney Houston...たくさんの輝く女性たち。
彼女たちが私にドアを開いてくれた。
今度は次の世代の輝く人たちのために私がドアを開ける番よ」