Ab-Soulがテキスト版のフリースタイルと呼ばれる"キースタイル"を通じてライティングの技術を磨いたことを明かす・・・「直喩や隠喩、ワードプレイなんかはキースタイルを通して学んだ」
2013/06/13 17:21

ThePoetryQuestion.comのインタビューで、Black Hippy(ブラック・ヒッピー)のAb-Soul(アブ・ソウル)が、MCとして影響を受けたアーティストを語っている
「Twista(トゥイスタ)、Canibus(キャニバス)、Eminem(エミネム)、Nas(ナズ)、Lupe Fiasco(ルーペ・フィアスコ)他にも何人かいるけど、一番はJay-Z(ジェイZ)だね。
オレの中のMC像を形作ったのはこの人たちだ。
ヴァイブ、デリバリー、抑揚、ストーリーテリングからリリックまで、彼らの音楽の影響を受けている。
(一緒に酒を飲んでみたいMCを聞かれ)
迷うことなくJay-Zだ。
Ace Of Spades(シャンパン)を一緒に飲みたい。
聞きたいこともいっぱいあるけど、やっぱりミュージシャンとして、そしてアメリカで暮らす1人の若い黒人として、どれだけ彼に影響を受けたかというのを本人に伝えたいね」
またラッパーデビュー前、ネット上にテキストでリリックを披露する"キースタイル"(テキスト版のフリースタイル)や、そのスキルをチャットや掲示板などで他者と競う"キースタイル・バトル"を重ねたことを告白し、
「直喩や隠喩、ワードプレイなんかはキースタイルを通して学んだ。
リリックや一般的な詩の基本も理解した。
初めてスタジオに入った時でも、ライターとしての能力は十分に備わっていたと思う」
と、キースタイルがライティングの腕を高める練習になったことを明かしている
更に昨今、Black Hippyのほか、A$AP Mob(エイサップ・モブ)、Odd Future(オッド・フューチャー)など有力なラップグループが増えている理由を尋ねられると
「1人より2人の方がいいに決まってる。
家族も、部族も、政府組織も、会社も、ギャングも、そしてラップグループもそう。
単純な算数だよ」
とコメントしている