依然フリーエージェントのT.I.が、往年のMaster Pばりに独立独歩で行く構え・・・「インディレーベルの代表としてオレが指揮を執っていく。かつてMaster Pがやったのと同じだ」
2013/05/21 17:11
T.I.は昨年末にAtlanticと交わした10年間のレコード契約が満了してフリーエージェントになっている
「今もフリーエージェントだ。
適正な金額をオレに提示するところがまだないんだ。
Sony、Universal、Warner、色んなところと話をしたけど、皆
『ビジネスはしたいけど、カネは出したくない』
という態度だ。
オレの主張は一貫している。
キングと契約をするなら、最低でも8ケタ(1億ドル≒100億円)のカネを用意する必要があるってことだ。
レコード、出版、ツアー、関連商品、映画、テレビ、アパレル、そしてテクノロジー。
オレから生まれるビジネスは今では8分野もあるんだ。
8分野全部やりたいなら、5000万~6000万ドル(約50億~60億円)、その中の1分野なら1200~1500万ドル(約12億~15億円)といったところだな」
T.I.自身はメジャー契約が取れないことを全く気にしておらず、今月受けたBillboardのインタビューでは、
「インディレーベルの代表としてオレが指揮を執っていく。
スポンサーも支援者も居ない。
かつてMaster P(マスターP)がやったのと同じだ。
自分たちで賄ってやっていく」
と、メジャーのディストリビューションなしでNo Limitを一大レーベルに伸し上げたMaster Pのように独立独歩で行く構えを見せている