デビューアルバム「Diplomatic Immunity」のリリース10周年を記念し、Complex.comが「ヒップホップにおいてDipsetが変えた10のこと」を発表
2013/03/27 11:20

月曜、お馴染みのComplex.comが「ヒップホップにおいてDipsetが変えた10のこと」リストを発表した
Cam'ron(キャムロン)、Jim Jones(ジム・ジョーンズ)、Juelz Santana(ジュエルズ・サンタナ)、Freekey Zekey(フリーキー・ジーキー)等を主要メンバーとするThe Diplomats(ディプロマッツ)のデビューアルバム「Diplomatic Immunity」のリリース10周年(2003年3月25日発売)を迎えたのを記念しての企画で、
「今日では当たり前となっているアーティスト主体のミックステープを始めた」
「ストリートDVDを通じてアーティストのキャラを売り出した」
「RAPファッションを変えた (Cam'ronのピンク使いやJuelz Santanaのバンダナや米国旗モノなど)」
「敵対したTru LifeのMySpaceページをハッキングするなどネットを使ったビーフを始めた」
「Max B、JR Writer、A-Mafia、Sen City、Vado、そしてThe Heatmakerz、Araabmuzikといった新しい才能を次々とシーンに登場させた」
「Master P、Paul Wall、The Game、Bun B、T.I....NY以外のアーティストとも積極的にコラボレートした」
「"No Homo"や"Pause"といったゲイ差別用語を流行らせた」
「更にRAPファッションを変えた (多くのBボーイに影響を与えたTrue Religion、Ed Hardy、Skullブームなど)」
「NYのラップに再びユーモアの要素を取り込んだ (主にCam'ron)」
「"メジャーを蹴ってインディーズで活動"のはしり」
の10項目を挙げている
そのThe Diplomatsだが、リリース10周年記念日となる月曜、NYのB.B. King Blues Clubでリユニオンライブを行い、DipsetメンバーはもちろんLloyd BanksやWaka Flocka Flameも登場するなど記念イベントに相応しい豪華なステージを披露している