Bad Boy 20周年に多くの関係者が言葉を寄せる・・・「当時、Bad Boyと契約することはドラフトで1位指名を受けるのと同じくらいのインパクトだった。Jordanが居るブルズに入るような気持ちさ」(Jadakiss)
2014/09/18 14:13
タグ:裏話
GQマガジンが今月で20周年を迎えたレーベルBad Boyの特集を組み、同レーベル関係者の様々な言葉を紹介している
●Jadakiss(ジェイダキス)
「当時、Bad Boyと契約することはドラフトで1位指名を受けるのと同じくらいのインパクトだった。
Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)が居るブルズに入るような気持ちさ」
●Q.Parker(Q.パーカー/112)
「Craig(クレイグ・マック)もヒットした。
Big(ノトーリアスB.I.G.)は出す曲全部がヒットした。
Faith(フェイス・エヴァンス)もTotal(トータル)も続いた。
驚異的な出塁率だった。
ホームラン、シングル、二塁打...打席に立った皆が出塁した。
だからオレたちも気合を入れた。
『三振や併殺はなし、出塁したチームメイトをホームに返すぞ』ってね」
●Funkmaster Flex(ファンクマスター・フレックス)
「ヒップホップとシャンパンを結びつけたのはPuffだ。
Bad Boyがなければ、クラブでのボトルサービスはなかっただろうな」
●Russell Simmons(ラッセル・シモンズ)
「Puffyは成功した男だが、私の目には100の失敗をした男にも見える。
彼は何回刺されても、倒れなかった。
必ず立ち上がって生き延びた。
彼はサバイバーだ。
自分を創造できる男だな」
●Puff Daddy(パフ・ダディ)
「チャンスは、ある夜いきなりやってきた。
スタジオでのレコーディングに来る予定だったTeddy Riley(テディ・ライリー)が、急に来れなくなったんだ。
Chung Kingでのセッションだった。
ダウンタウンにある、あの有名なスタジオだ。
これはチャンスだ、この機会を逃しちゃダメだと思った。
アイデアはあったんだ。
Brucie B(ブルーシーB)とKid Capri(キッド・カプリ)のミックステープからインスピレーションを得てね。
彼らはR&Bのアカペラにヒップホップのビートを乗せるブレンドミックスをやった。
それをヒントにして、オレはJodeci(ジョデシー)のアカペラにEPMDのビートを敷いてみたんだ。
"Come and Talk to Me"のリミックスがそれだ。
オレが最初にプロデュースした曲だ」
「サンプリングはオレの強みの1つだ。
子供の頃、ソウルトレインを見ながら、よく母親とリビングで踊った。
そんな70年代、80年代の音楽のフィーリングを90年代の子に届けたかったんだ。
ただ、そのまま届けるのではなく、当時流行っていたギャングスタラップやストリートの要素と組み合わせてね」