Uncle LukeがRick Rossに宛てたオープンレターを公開・・・「稼いだ金でセキュリティを雇ったり、武器を買わないと自由に出歩けない人生ってどうなんだ?」「もう手を引くべきだ」
2013/02/08 21:33
「Dear Rick Ross,
長くラップシーンでビーフを観察し、自分でも経験した者としてキミにアドバイスをしたい。
脅迫を受け、命を狙われたことを真剣に受け止めるべきだ。
キミは懸命に働き、ヒップホップシーンにおけるビッグネームとなった。
2006年のデビューアルバム『Port of Miami』リリース以降、着実に大きくなっていった。
成功者だ。
しかし今のギャング絡みの出来事はキミのキャリアを潰すことになる。
誰かが撃たれるかもしれないようなアーティストに会場を貸すようなアリーナはない。
クラブもない。
ツアーやサイン会をしないのか?
カネが稼げないとなったら、Warnerの態度は手のひらを返すように厳しくなるぞ。
会場や業界がどういう態度を取るかをオレは知っている。
キミはGangster Disciplesに狙われている。
自分の曲の中で彼らの創設者であるLarry Hoover(ラリー・フーバー)の名前を出したからだ。
レコード会社や音楽出版社の人間ではない。
彼らには、パブリック・ドメインという概念はないんだ。
自分たちのリーダーの名前を出してカネを儲けたことに怒っている。
彼らがYoutubeでカネを要求しているのはそういうことだ。
折角稼いだ金でセキュリティを雇ったり、武器を買わないと自由に出歩けない人生ってどうなんだ?
武器の所持が原因でT.I.やLil Wayneが刑務所に入ったことを忘れたのか?
自分がそういう目に遭ったら嫌だろう?
これは全てキミが本来の自分とはかけ離れたことをラップしたことが原因だ。
その影響なんだ。
大量のコカインを運んだとか、裏切者を始末したとか、そういうテーマでなくとも成功したラッパーは沢山いる。
ギャングスタラッパーを名乗る連中はみんな、ストリートの信頼を得る為にフッドで色んなことをやっている。
だけど勘違いをしてもらいたくいない。
そういうことをしろと言ってる訳ではない。
キミにはそういうことをしてもらいたくないんだ。
オレを信じろ。
BiggieやTupacのような最期は嫌だろ?
もうビーフになるようなことから手を引くべきだ」