オーストラリア公演で全ての観客に起立を強要したKanye Westが、障害者に屈辱を与えたとして非難される・・・自分の義足を外して高く持ち上げた女性には「オッケー、キミはいい」
2014/09/16 14:53
「全ての観客に立つよう命じ、客席に居た障害者に屈辱を与えた」
とThe Sunなどが伝えている
先週金曜、カンタス・クレジットユニオン・アリーナのステージに立ったKanyeは"Good Life"の途中で曲を中断し、客席の照明を明るくしてから
「座ってるヤツが居る限り、パフォーマンスをやらない。
いま座ってるヤツ、皆が立つまでショーを再開しない。
障害者でもない限りは立ってもらう。
本当に立てないかどうか確認するから」
と観客に立つよう促し、それでも座っている客を見つけると指をさして周りの観客と一緒に声をかけて立たせるという行動を取った
しかし、中には障害者で実際に立てない人もおり、1人の女性が自分の義足を外して高く持ち上げると「オッケー、キミはいい」と口にし、他にも座っている男性のところにセキュリティを走らせ、車椅子であることを確認すると「ならいい」と言い残し、謝罪をすることもなくライブを再開している
Kanyeは4日前のメルボルン公演でも"Good Life"のパフォーマンス中に同様の行為をしており、現地の障害者団体の関係者は
「何千人もの人と一緒になって、立てない人に立つよう促し、障害者であることの確認を取るなど、侮辱以外の何物でもない」
と憤りの声を挙げている