ScarfaceがJay-Zと初共演した際に感じた驚きを語る・・・「トラックを3回通して聞いただけで、自分のヴァースを完成させた」「普通の人間ではないということを確信した」
2013/02/01 16:07

5年ぶりの12thアルバム「Rooted」を制作中のヒューストンの御大Scarface(スカーフェイス)が、Complex.comのインタビューで、初共演をした際にJay-Z(ジェイZ)が見せた仕事の早さに対する驚きを振り返っている
「Jay-Zに会ったのは1998年か1999年。
ロスで『The Last of a Dying Breed』をレコーディングしている時だ。
ちょうど彼もLAに居て、顔合わせをしたんだ。
そして2曲ほど一緒にレコーディングをした。
その時の彼の仕事が、考えられないほど早かったのをよく覚えている。
最初はあらかじめリリックを考えてきたんだと思ったけど、しばらく一緒に居て、普通の人間ではないということを確信した。
彼はトラックを3回通して聞いただけで、自分のヴァースを完成させたんだ。
オレが自分のバースを書く準備をする頃には、彼はもう帰り支度という感じさ。
部屋に入ってきて座り、しゃべって、笑って、ビートを聞く。
ビートを流しながら話をしている最中に、彼はメモも取らず頭の中で詞を書きあげたんだ。
そして後はそれを録るだけだ」