レゲエアーティストになったSnoop Lionにラスタファリ関係者から非難の声・・・「ラスタファリの盗用だ。教えや規律などには目を向けず、アイコンやキャラクターだけを前面に出している」
2013/01/25 13:52
タグ:モノの見方
「ラスタファリ」の名称はエチオピア帝国最後の皇帝Haile Selassie I(ハイレ・セラシエ1世)が即位前に名乗っていたRas Tafari Makonnen(ラス・タファリ・マコンネン)に由来しており、「ラスタファリ・ムーブメント」とはハイレ・セラシエ1世をジャー(唯一神)の化身と認め、菜食主義、ドレッド、ガンジャを神聖なものとしてアフリカ回帰主義を唱える思想運動
そのラスタファリ・ムーブメントの実践者として知られるBob Marley & the WailersのオリジナルメンバーBunny Wailer(バニー・ウェイラー)は、TMZの取材に対し、
「彼がやっていることはラスタファリの盗用だ。
ラスタファリアニズムの教えや規律などには目を向けず、アイコンやキャラクターだけを前面に出している」
とSnoopを批判
更にラスタファリ・ムーブメントを推進する団体Rastafari Millennium Council(RMC)は、7ページに及ぶSnoopを批判する声明を発表し、
「ガンジャをやり、Bob Marleyやレゲエを愛すことがラスタファリ・カルチャーではない」
として、Snoopに正式な謝罪と改名(Lionを外すこと)、更に金銭と精神的な援助(financial and moral support)を要求している
RMCの姿勢は強硬で、Snoopが要求を飲まなければ、法廷で争うことも宣言している