Kendrick LamarがGQマガジンの特集インタビューに登場・・・Dr.Dreからのアドバイス、ラップのスキルを上げるコツ、アルバムを聞いたリスナーに多い勘違い、アルバムのヴィジュアル化などを語る
2012/12/25 16:58
AftermathのトップでありメンターであるDr.Dre(Dr.ドレ)からのアドバイスについて聞かれると、
「この業界で仕事をする上で、そして新人アーティストとして、やってはいけないことを色々と教えてくれた。
大金を手にできるポジションに立ったが、それを維持できるかは自分次第だってね。
買おうと思えば明日にだって家を買うこともできる。
だけど難しいのはそれを維持し続けるってことだ。
手放すことなくそこに住み続けるってことだ、と最初の頃に言われたよ」
と答えている
そして、ラップのスキルを上げる秘訣を求められると、
「出掛けることだね。
『とにかく毎日書くことだ』とアドバイスすることもできる。
もちろん毎日書くのも大切なんだけど、もっとやるべきなのは、外に出て色んなモノを見たり経験することだ。
オレはコンプトンだけに留まらなかった。
いつもの場所、いつものメンツ、いつものことの繰り返しではマンネリになってしまう。
それではライフスタイルとは言えない。
外に出て見聞を広めることだ」
と回答した
更に
「多くの人がアルバムを気に入り、色んな人がアルバムについてレビューやブログで語っていますが、それらを読んで『それは違う』と指摘することはありますか?」
と尋ねられると
「オレの人生で起きた色んな出来事を繋ぎ合わせたストーリーだと思っている人が居るようだけど、それは違う。
アルバムの中で語っているストーリーは、1日、ある1日だけに起きた出来事なんだ。
あの日から数日、数週間は色んなことがあったけど、アルバムで語っているのは1日だけだ。
そしてその日が自分の人生の転機になったんだ。
何かポジティブなことをして生きなければいけないと強く意識した日だ。
今はそれが音楽だね」
とコメントしている
また、今後の活動について聞かれると
「ヴィジュアルをやりたい。
ショートフィルムと言うか、アルバムに即した映像を作りたいと思ってるんだ。
自分はその監督をやりたいね」
と語り、理想のキャストについては、本人役は『ザ・ワイヤー』(NYタイムズから『最も知的で野心的なTVドラマ』と評され、Obama大統領もお気に入りに挙げる社会派刑事ドラマ)に出演中のTristan Wilds(トリスタン・ワイルズ)を、Sharane役にはRihanna(リアーナ)を挙げている
【moluv】