Fabolousが米同時テロのあった2001年9月11日に発売したデビューアルバム「Ghetto Fabolous」リリース時のエピソードを紹介・・・「最悪のデビュー日だと思った」
2012/11/07 17:30
「あの日は電話で目覚めたんだ。
電話の相手はオレの全てのスケジュールがキャンセルになったと言ってきたんだ。
それを聞いてオレは
『Jay(ジェイZ)が何かやってきたのか?
何でそんなことになる?』
と言った。
同じ日に『The Blueprint』をリリースしたJayが、オレのプロジェクトの妨害をしてきたかと思ってね。
その電話の時点ではまだ分かってなかった。
『違う、違う!
今すぐTVをつけてみろよ』
と言われて、リモコンの電源ボタンを押したんだ。
飛行機がビルに突っ込んでいく場面が映し出されていた。
目の前が真っ暗になったよ。
最悪のデビュー日だと思った。
だけど結果的にはセールスに問題はなかった。
その日以降、最初の1週間で14.4万枚のアルバムが売れたんだ。
あんな危機的な状況でも多くの人が出掛けて音楽を求めたということだな。
もしかしたら音楽で気を紛らわそうとしたのかもしれないけど」