Shyneを批判したBig Hutchが改めて真意を説明・・・「Shyneを凄くリスペクトしている」が「リアルな口撃ではなく、昔のようにMCらしくマイクを使ってスキルを見せていくべき」
2012/11/05 15:43
「ツイッターで悪口を言うのはビビり」
と発言したことが各方面で取り上げられたAbove The Law(アバヴ・ザ・ロウ)のBig Hutch(ビッグ・ハッチ)が、HipHopDX上で改めて真意を説明している
「まず最初に言っておきたい。
オレはShyneとビーフをするつもりなど一切ない。
Kendrick Lamarがウエストコーストのラッパーで、ShyneがイーストコーストのラッパーだからオレがKendrick支持に回っているとか、そんな話でもない。
Yahoo! Musicのインタビューで、最近のホットトピック3つについてオレに意見をするよう求められた。
その1つが、Kendrick LamarとShyneの件だった。
オレはShyneをシーンの中の選ばれしアーティストの1人と見ているし、凄くリスペクトしている。
ただそのShyneが、ヒップホップらしくないやり方で、次の選ばれしプレイヤーになり得る若者の邪魔をすべきではないと思ったんだ。
今回のは、オレたちに馴染みがある昔ながらのラップバトルとは違う。
(ネット上の)コメントで議論を巻き起こそうとするのはヒップホップらしくない
・・・今は、イーストコーストだから、ウエストコーストだからというのはもうなくなった。
昔とは違うし、今のヒップホップにそういうのは持ち込むべきではない。
いまのヒップホップが結束を目指しているのなら、"ツイッタービーフ"のようなものはやめるべきだと思う。
キーボードを使ったビーフなんてソフトすぎる。
ヒップホップの連中はR&Bをソフトというが、そんなソフトとか言われるR&Bのエリート、例えばMariah CareyがツイッターでBeyonceのアルバムを悪く言うとか、そんなの見たことも聞いたこともない。
リアルなヒップホップアーティストであれば、"ツイッタービーフ"なんてやるべきじゃない。
コンピューターとキーボードがあれば、言いたいことを言えるツイッタービーフの時代になったが、ヒップホップのユニティを目指すなら、リアルな口撃ではなく、昔のようにMCらしくマイクを使ってスキルを見せていくべきだと思う」