Nasが10代の頃に観たMC Shanのライブが切っ掛けでラッパーを志したことを明かす・・・「訴えかけてくるようなシリアスなステージだった。それに憧れてね」
2012/10/16 16:48
「確かオレが最初に観たヒップホップショーだと思う。
クイーンズブリッジ・パークで行われたライブに行ったんだ。
オレはまだ若く、兄貴と一緒に行った。
発砲事件があってイベントは突然終わってしまったけど、その前に、夕方の早い段階でステージでパフォームしたのが、MC Shanだった。
それが訴えかけてくるようなシリアスなステージだったんだ。
そういうラップを初めて聞いたよ。
それに憧れてね。
やってみたいと思った。
ヒップホップは自分の人生をかけられるものだと思ったんだ」
そして、その後リリースしたデビューアルバム「Illmatic」については
「オレの時代はリアルが求められる時代だった。
セレブリティではなく、1人の男が生きる姿を描く時代だった。
(リリース前)多くの人がこのアルバムはヒップホップを変えるアルバムになると言っていた。
ヒップホップであれほどのプロデューサーが一堂に揃うアルバムはなかったからだ。
Pete Rock(ピート・ロック), Large Professor(ラージ・プロフェッサー), DJ Premier(DJプレミア), Q-Tip(Qティップ)という4人の偉大なプロデューサーが入ってくれた。
今でも最高の4人だな」
と述べている