Kendrick Lamarがデビューアルバムのジャケに自らの幼少期の写真を使用した理由を語る・・・「哺乳瓶、40オンス、そしてギャングサインをした叔父に抱かれたオレ。バックグラウンドが窺える写真だ」
2012/09/20 14:40
「これはセルフポートレート(自画像)だ。
自分の人生を見つめ直す為に、このアルバムが必要だった。
オレの周りにはネガティブなヴァイブが多かった。
悪魔の囁きもあった。
オレはそこから抜け出す必要があったんだ。
ポジティブなところもあるけどネガティブが大半を占める場所から。
自分が人間として成長する為に、オレは表に出て、メッセージを発信することにした。
この作業をしたことに自分で満足している。
誰にしていない話をするのは必要な作業だから。
・・・写ってるのはオレの叔父さん2人と、オレ、そして右がおじいちゃんだ。
哺乳瓶、40オンス、そしてギャングサインをした叔父に抱かれたオレ。
オレにとってこれはただの音楽ではない。
この街の若者や不良と呼ばれた人たちのストーリーなんだ。
バックグラウンドが窺える写真だと思う。
個人的な理由で、(叔父たちに)目線を入れさせてもらった。
その理由はアルバムを聞いてもらえれば分かる。
しかし、あの写真はオレの人生をよく物語っていると思う。
コンプトンという街で育ち、無垢な目で色んなモノを見たことが分かる写真だ。
他の人の目は見れないけど、無邪気なオレの目は見れる。
そして何があったのかを推し量れる」