Chief Keefが対立関係にあったティーンラッパーが殺害されたことをツイッターで嘲笑し、批判が集まる・・・銃射撃場で撮ったKeefのインタビューを配信したWEBマガジンは「不適切だった」と謝罪
2012/09/10 15:32
Richardsonは6日付で
「Pitchfork.tvで放送している番組にラッパーのインタビューやフリースタイルを配信する『Selector』という番組があります。
この番組は、通常のインタビュー番組などでは馴染みのない場所で収録をするのを常としていますが、数ヵ月前のChief Keefの回では、NY市内の銃射撃場で撮影を行いました。
今この件を振り返り、もっと配慮すべきであり、不適切であったと考えています。
『Selector』という番組自体は自信を持って今後も続けていきたいと思っていますが、あの回に関しては、配慮が足りなかったと反省しています。
我々、Pitchforkはシカゴを拠点としており、従業員の多くもこの街で暮らしていますが、いま我々の住むこの街は銃による暴力に悩まされており、真剣に考えるべき問題となっています。
そういう状況の中であのエピソードを放送した訳ですが、多くの方からあの回は銃による暴力問題を矮小化するものだとご批判を受けました。
我々もご指摘通りだと考えます。
折しもシカゴのラッパーLil JoJo(リル・ジョジョ)が射殺され、シカゴのラップシーンに関与する人たちが捜査を受けているという状況であり、我々が遺憾の意を表明するのに最適なタイミングだと判断しました。
バックナンバーからも当該のビデオは削除しています。
今回の件に関する我々の過ちを謝罪します」
とする声明を発表している
シカゴ・サンタイムズによると、先週火曜の夜7時半頃、シカゴ市南部のイングルウッドで18歳のラッパーLil JoJoが何者かに射殺されるという事件が発生しているが、そのLil JoJoと対立関係にあった17歳のChief Keefはその日の内に
「hahahahahhahahahahahahahaahhAAHAHAHAHA」
「アイツはオレを目指してたのに残念だな#爆笑」
と、JoJoの死を嘲笑する不謹慎なツイートを連発
各方面から非難され、フォロワーからも引かれる事態となった為、その後Keefは
「ツイッターアカウントをハッキングされた」
と、自身が行ったツイートではないと弁明している