Busta Rhymesが新境地を見せた15年前のヒット曲"Put Your Hands Where My Eyes Could See"について、当時地元でよく見掛けたホームレスの口癖を真似ていたことを告白
2012/08/31 16:32
デビューシングル"Woo Hah!! Got You All in Check"がプラチナ認定を受ける大ヒットを記録し、絶叫系のハチャメチャラッパーとして認識されたBustaだが、Diddy(ディディ)とQ-Tip(Qティップ)の助言で従来のスタイルとは全く異なる"Put Your Hands..."を制作するつもりになったことを明かしている
「あの頃、一緒にスタジオに入ったDiddyとQ-Tipから、
『何でいつも叫んでばかりなの?』
と言われたんだ。
ちょうどShamelloとBuddahから新しいビートが届いたばかりの時で、それがリラックスした新しいボーカルスタイルを試すには絶好のトラックだった。
それで、ゆるい曲を作ろうと決めたんだけど、同時にあるアイデアがあった。
当時、ブルックリンのイースト・フラットブッシュの街角でよく見かけたホームレスの男の喋りを真似ようと思ったんだ
多分トリニダードからの移民だと思うんだけど、よく街角に座っていた。
あの頃ブルックリンに居た西インド系の連中は、みんな自分が移民だとバレないように気を付けていた。
そんな彼らがよくやってたのが、言葉の終わりに必ず『Yo』を付けることだ。
アメリカ人風のアクセントに聞こえると思ったんだろう。
そのホームレスも、オレの顔を見ると
『Yo, Busta、5ドル恵んでくれよ、Yo!
ワッサップ、Yo!
頼むよ、Yo!』
って感じでね。
それを取り入れようと思い、スタジオに入って、穏やかなフロウと『Yo!』の組み合わせで作ったのがあの曲なんだ」