KreayshawnがFrank Oceanの"告白"を受け入れる人が多くとも、同性愛者への差別の言葉はなくならないと予想・・・「相手を怒らせようとする時にゲイという言葉を普通に使っているから」
2012/08/03 16:46
その中で、初恋の相手が同性であったことを告白したFrank Ocean(フランク・オーシャン)のカミングアウトがJay-Z(ジェイZ)やTyler the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)など多くのラッパーに受け入れられたことについて、インタビュアーから
「ヒップホップは変わったのでしょうか?」
と尋ねられると
「インターネットなどによって世界中の人が正しい情報や事実を知ることができるようになって、ヒップホップの世界でも女性や同性愛者に対する認識が変わってきた。
時が経つにつれて、更に偏見は少なくなってくると思うわ。
もちろん分からず屋の人もまだまだいるけどね」
とコメントした
更に
「今後、同性愛者に対して批判的、差別的な歌詞や発言は減ると思いますか?」
という質問に対しては
「それはまだ難しいと思う。
今は相手を怒らせようとする時にゲイという言葉を普通に使っているからね。
ベイエリアでは負の感情を表す時にゲイという言葉を間に挟んだりしてるわ。
特に差別の意識もなく、ゲイという言葉が『最悪』とか、『クールじゃない』という意味で使われてるの。
そんな感じで会話の中に普通に入ってるから、Frank Oceanのカミングアウトを受け入れたからと言って、皆が意識して普段の話し方を変えるとは思えない。
だけど私たちとか、私たちより更に下の世代には影響を与えると思うわ。
ツイッターを見てると、最近の若い子、12歳とか13歳とか、そういう子の中に自分がゲイだとオープンにしている子がいるの。
私たちが12,3歳の頃とは違う。
そんな子はいなかったわ。
Frank Oceanのような人が現れて自分の気持ちを素直に言ったことの重大な効果がそこに出ていると思う。
私たちの世代で、うまく伝えられない悩みを抱える多くの人が彼に共感をしたと思うわ」
と語っている