NasがTV番組の調査で自身の5代前の先祖が奴隷であったことを知る・・・「実際に奴隷売買証書を見た時は、すぐに現実のこととして受け入れられなかった。人間が買われたという証明書だぜ?」
2014/07/30 14:59
「Finding Your Roots」は毎回あるゲストを迎え、家系図などの資料やDNAテストなどを利用してその人物のルーツを検証していくという番組で、Nasの場合は高祖母の母(5代前)まで辿り着き、その人物が1859年に南部の奴隷所有者に購入されたことを示す奴隷売買証書も見つかっている
「それを目にした時、ひどく腹が立った。
(半分ジョークぽく)奴隷所有者の子孫はオレに大きな借りがあるから、探し出してカネを請求してやろうかと思ったよ。
所有者はオレの先祖等をこき使って豊かな生活を送ったんだ。
オレは祖父母より前の祖先のことは知らないし、自分ではまず探し出せないだろうから、今回の話が来た時は二つ返事でOKした。
だけど実際に売買証書を見た時は、すぐに現実のこととして受け入れられなかった。
人間が買われたという証明書だぜ?
この国ではそんなことがビジネスとして成立した時代があったんだ。
証書を見た時は正直自分の祖先のことを残念に感じたけど、今はそういう気持ちはない。
この衝撃的な経験は、いずれ自分の音楽に反映されるだろう。
ただ、彼女の名前がPocahontas(ポカホンタス)だったと聞いた時は、どんな外見だったんだろうって思った。
Pocahontas...きっとホットな女性だっただろうな」