「オレはゲイ」「オレは神」「オレはエイズ」など、様々なタブーに挑む曲を発表してきたベイエリアのラッパーLil Bが、シカゴのFMステーション107.5 WGCIのDJ Moondawgの番組に電話出演
その中で最近のヒップホップシーンの「ぬるさ」を指摘している

「オレは長く真剣にラップと向き合ってきたが、最近のラップシーンはジョークのように思える。
本物ではないラップアーティストが増えてきたと感じるからだ。

本物とは、オレのこれまでのキャリアを見てもらえれば分かると思う。
オレがこれまで発信した内容をチェックして欲しい。
オレがラップをジョークと考えるような曲を出しただろうか?
オレが遊びの曲を作っただろうか?
オレは嘘を言いたくない。
人生はとてもリアルだ。
その人生をオレはストリートや他の場所で何度も失いそうになる経験をしている。

オレはリスナーが聞き続けられるような内容をラップしている。
そしてオレの音楽を聞く人が現れるまで待っている。
嫌いな人はオレを否定したらいい。
でもオレはこういう場に出てくる。
もしオレがクソみたいな音楽をやっていたら、こういう場には出てこないだろう。

オレの曲はYoutubeだけで7000万から8000万回くらい再生されている。
多くの人が聞いてくれた結果だ。
オレは自分で今のポジションに辿り着いた訳ではない。
素晴らしき人たちのお陰でオレは今のポジションに居るんだ」

Back Number