
XXLマガジン11月号には、ベテランNas(ナズ)と新鋭Tyler the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)の対談が掲載されているが、月曜、その一部がXXLのWEB版に掲載された
2人は好きなチーズの種類から、色、映画、音楽、休日の過ごし方まで、様々なトピックを語り合っている
Tyler:
「オレは7歳の時、誕生日にお金をもらってBest BuyでCDを買った。
9歳の誕生日には、2000年だけど、30ドルを握り締めてBest Buyに行き、Amel Larrieux(アメル・ラリュー)の『Infinite Possibilities』とD'Angelo(ディアンジェロ)の『Voodoo』を買った。
周りの友達からは
『お前何やってんの?
ポケモンカード買いに行こうよ』
と言われたけど、オレはちょっとずつCDを集めていた」
Nas:
「面白いな」
T:
「ところで、好きなアルバムって何?」
N:
「その時々で変わるけど、『I Want You』はよく聞いたな」
T:
「Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の?」
N:
「そうだ。
それから、John Lennon(ジョン・レノン)の『Shaved Fish』も聞いた。
EPMDのアルバムもよく聞いたな。
『Unfinished Business』とか。
あとは、Slick Rick(スリック・リック)の『The Great Adventures』とか」
T:
「オレはN.E.R.D.の『In Search Of...』が好き。
最高のアルバムだと思う。
あとはEminem(エミネム)の『The Marshall Mathers LP』。
それからSade(シャーデー)の何だっけ、『Love Deluxe』かな。
あと、Clipse(クリプス)の『Hell Hath No Fury』もだ!」
N:
「などほど。
そう言えば、Sadeの『Lovers Rock』もオレのお気に入りのアルバムの1枚だな」
T:
「あのアルバムが出たのは2000年だ。
あれは本物だね」
N:
「彼女の新曲の"Babyfather"もいいよな」
T:
「確かに。
Sadeは凄いね。
クールだし。
会ったことある?」
N:
「ないんだ。
会いたいな」
T:
「オレも会いたい。
凄く控えめな人で、クールだよね」
N:
「それが一番だと思う」
T:
「控えめで居続けるって凄いよね」