ヒップホップ史上最悪のビーフを繰り広げた2PacとBiggieに近いOutlawzとLil CeaseがDJ Kay Slayの仲介で共演・・・「オレたちは互いのことをよく知りもしないのに、強い敵意を抱いていた」
2011/07/27 14:32
ヒップホップ史上最悪と称される激しいビーフを展開した2PacとNotorious B.I.G.に近いThe OutlawzとLil Ceaseがこの曲で共演している為で、AllHipHopは、Kay Slay、Young Noble (Outlawz)、そしてLil Ceaseの3者に同曲が生まれた背景を取材している
●DJ Kay Slay
「オレはOutlawzと長く親しくしている。
そしてCeaseともクールな関係だ。
そこで単純に思ったんだ。
誰もやったことがないことだが、The OutlawzとLil Ceaseを引き合わせることができないかとね。
2人(2Pac & B.I.G.)は90年代に最も注目を集めたアーティストだ。
共に亡くなってしまったが、2人の残したクルーに声を掛けた人間はこれまでいなかった」
●Lil Cease
「オレたちは互いのことをよく知りもしないのに、強い敵意を抱いていた。
オレがBigに、彼らはPacの側に居たからだ。
その結果、オレたちは互いに大切な人を亡くした。
しかし、時間は全ての傷を癒す。
オレたちは自分たちで状況を処理し、ポジティブなものを発信できるほどの大人になった。
これは特別な曲になるだろう」
そしてYoung Nobleは、2Pacの死後、多くの業界関係者が彼らに背を向ける中、Kay Slayは態度を変えずに接してくれた数少ない人物であったことを明かした上で、
「もしPacとBigが今回のような曲を一緒にやっていたら、2人は今も生きていたかもしれない。
あの2人を尊敬する人間として、そしてヒップホップコミュニティにいる人間として、こういう曲を作ることが必要だと思ったんだ」
とコメントしている