JeezyとJay Zのコラボ曲"Seen It All"を手掛けたCardoが曲誕生のエピソードを語る・・・「日本人アーティストの曲をサンプリングしたもので、日本の文化とかナイトライフをイメージして作った」
2014/07/07 14:08
MTVニュースの取材を受けたプロデューサーのCardo(カルド)が、Jeezy(ジージー)のアルバムタイトル・トラックでJay Z(ジェイZ)をフィーチャーした"Seen It All"誕生のエピソードを語っている
「あの曲は2012年の11月に自宅で作ったものだ。
Tazzという日本人アーティストの"Twilight"という曲をサンプリングしたもので、日本の文化とかナイトライフをイメージして作った。
メロディックで雰囲気のある曲にしようと心掛けた。
でも、あのビートをJeezyやJay Zが使うことになるなんて思いもしなかった。
頭の中では、Big Sean(ビッグ・ショーン)やTravis Scott(トラヴィス・スコット)あたりが気に入るかなと思ってた。
切っ掛けは偶然で、Jeezyに手違いであのトラックを送ってたんだ。
2013年の3月のことだ。
Jeezyからすぐに『こいつはヤバいな』と返信が来て、確認して気付いた。
PCのビートを入れてるフォルダの中に、同じタイトルのものが2つあって、送ったのが"Seen it All"で使われた方だった。
たまにこういうのをやってしまう。
間違えて違うトラックを送ったら、Jeezyがそれを気に入ったということだ。
Jeezyが曲を公開すると、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)から連絡が来て
『自分でも気づかないヒット曲を持ってたな』
と言われたよ。
確かにオレが考えてた以上のヒット曲になった。
全然高いところに曲が渡り、多くの人に聞かれるようになった。
こういうのが神のご褒美なのかな」
またCardoはXXLマガジンの最新インタビューでは、
「Kendrickと1曲ほど一緒に作った。
彼のアルバムに収録される予定だ」
とKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の2ndアルバムにも1曲トラックを提供していることを明かしている