TVのダイエット番組から出演依頼が来たことで肥満を自覚したラッパーPaul Wallが胃のバイパス手術を受け、50キロの減量に成功・・・「あの電話が警鐘になった」
2010/12/22 14:49
「ある日、VH1の「セレブリティ・フィットクラブ」(ダイエット番組)の関係者から出演依頼が来たんだ。
あの電話が警鐘になった。
あれで自分が太っていることを自覚したんだ。
鏡にカバーをすれば自分の姿を見なくて済むかもしれないが、(太ったままだと)着れる服や被れる帽子がなくなる。
病的肥満を隠せるようなヘアスタイルなどない。
そう、オレは医者から「病的肥満」と言われたんだ。
結局番組出演は断ったが、あの電話が契機になったよ。
(手術を終えた)今は生き返った気分だ。
太っている時は人に見られるのが嫌で外出もあまりしなかった。
(元々は痩せていたので)自分が太っている状態に馴染めず、常に不快感を感じていたんだ。
(痩せてる時より)54キロも太った病的な肥満だった。
ステージ上で目眩がして倒れそうになったことも何度かある。
飛行機に乗ったら大きいサイズのシートベルトを持ってきてもらわなければいけなかった。
高いところに上がったら呼吸が苦しくなった。
そういう時は『心臓発作になったらどうしよう』と焦ったよ。
子供達の為にもまだ死ぬわけにはいかない。
4歳の息子と2歳半の娘がいるんだ。
医者からは「人は22.5キロ太ると寿命が15年縮む」と言われた。
(50キロ以上減量したことで)文字通りオレの命は救われたんだ」