初の回顧録「ディシジョン・ポイント」(決断のとき)のプロモーションの為、TV出演をしたGeorge W.Bush前大統領が、任期中に起きた最も嫌な出来事の1つとして「Kanye Westから人種差別主義者呼ばわりされたこと」を挙げたことについて、Kanye Westが反省する発言

KanyeはNBCの人気番組「Today」のホストMatt Lauerに対し
「あの時は一時的な不満の気持ちから、根拠もなくGeorge Bushをレイシストと言ってしまった。
我々人間は常に正しい言葉を選んで発言している訳ではない。
あの時は感情的だった」
と述べている

またKanyeは先週出演したヒューストンのラジオ番組内でも
「今のオレは人種差別主義者呼ばわりされた時の彼(Bush)の気持ちがよく解る。
オレも同じくレイシストと非難されたからね」
と、09年のMTVビデオミュージックアワードで白人歌手Taylor Swiftの受賞スピーチに乱入して「Beyonceが受賞するべきだ」と主張して以降、自身がレイシストとバッシングされ辛い思いをしたことを明かしている

なお、水曜朝に放送された「Today」内のインタビューでBush前大統領は
「私はKanye Westを嫌ったりしていないよ。
あの時(ハリケーン・カトリーナの後)は、言われた相手がどう思うかを考えられないような情勢だったという話だ。
レイシストと呼ばれて嬉しく思う人など居ない」
と、Kanye個人に対するわだかまりはないと語っている

ちなみに11月9日に発売された回顧録「ディシジョン・ポイント」は初日だけで約22万部(予約含)を売り上げるほどの好調な売れ行きを見せている

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