Jay-Zがヒップホップにおけるメッセージの大切さを語る・・・「感傷的に聞こえるかもしれないけど、結局残るのは愛だと思う。NWAだって、核心には地元への愛があった」
2010/10/25 21:23
「感情を素直に表現していた時代に戻したいね。
こんな風に言うと気取ってるように聞こえるかもしれないけど、結局残るのは愛だと思う。
『The Miseducation of Lauryn Hill』は愛に溢れた作品だ。
Andre 3000(アンドレ3000)の『The Love Below』もそう。
N.W.A.だって、核心には地元への愛があると思う。
最近のオレ達はサウンドにばかり走り、本当に発すべきメッセージを忘れている。
家や職をなくした人々...こういったことをテーマにした曲を聞きたいね」
このところJay-Zは来月16日に全米リリースする自伝本「Decoded」のプロモーションを精力的に行っており、米MTVのインタビューでは単に自身の人生を振り返った内容ではなく、ヒップホップの叡智を広く説明した内容になっていると説明している
「軽い気持ちでラップを聞いているような人達にラップの深さや詩的な部分を伝えたいと思って書いた。
ラップは単に韻を踏んだ言葉を羅列したものではない。
ラップとは詩だ。
ラップの奥には知恵や創造性がある。
社会や政治的な問題、不安、怒り...ラップの中には色んなテーマが含まれている」