Terminator Xが語る・・・「かつてDJはヒップホップの最も大切な要素だった。今ではほとんどないに等しいものになりつつある。DJはR&Bバンドと同じ運命をたどっているようだ」
2014/05/29 14:17
03年の引退は「牧場主に転進する為」という噂があることについては、
「カネが全ての業界の体質が嫌になった。
こんなところに居たくないと思ってね。
そんな時にちょうど家族がダチョウを飼育する牧場を始めたから、それを手伝うことにしたんだ。
ダチョウ牧場を始める為に音楽を辞めたというのは嘘だ。
順番が違う」
と誤りを指摘した
また、最近のMCに言いたいことを問われると、
「いまのヒップホップは曲のテーマがかつてない程に酷い。
耳に入るのはセックス、暴力、ドラッグがほとんどだ。
そういうところから離れたラップのテーマを見つけて欲しい。
それだけで、いい方向に変わると思う」
と語り、ヒップホップ全体については
「RAPミュージックはビジネスの勢力が強まったことで、大切なものを失った。
ヒップホップはビジネスに屈し、ビジネスに潰された。
本来のヒップホップは、音楽や文化への愛に満ちていた。
今のヒップホップは売れ筋を考え、ビジネス主導で作られた製品だ。
かつてDJはヒップホップの最も大切な要素だった。
今ではほとんどないに等しいものになりつつある。
DJはR&Bバンドと同じ運命をたどっているようだ。
オリジナルのヒップホップをもう取り戻すことはできないのかもしれない。
時代は変わる。
カルチャーも成長し、変化する。
人の人生と一緒だ。
姿を変えながら音楽はこれからも在り続ける。
個人的にはいつかDJとスクラッチがRAPに戻ってくれたらと思うね。
どうなるかは、いずれ時が教えてくれるだろう」
と、DJ視点で変わりゆくヒップホップを語っている
style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-4930750052653624"
data-ad-slot="2281636395">