Commonが犯罪率の高いシカゴの若者の為に雇用プロジェクトの立ち上げを発表・・・「シカゴの若者の犯罪率が高い最大の理由の1つは貧困だ。彼らに仕事を与えるべきだ。彼らもそれを望んでいる」
2014/04/15 20:57

シカゴ出身のラッパーCommon(コモン)とKanye West(カニエ・ウエスト)が、主に就業支援などでシカゴの黒人をサポートする団体「シカゴ・アーバン・リーグ」と共同でシカゴの若者2万人に職を与える雇用振興プロジェクトの立ち上げを発表した
先週水曜日に記者会見を開いたCommonは、
「シカゴの若者の犯罪率が高い最大の理由の1つが貧困にある。
地元でイベントをやった時、若い子に聞いてみたんだ。
『犯罪を止めるにはどうしたらいいと思う』
とね。
そうしたら
『仕事が欲しい。みんなカネがないよ』
と言っていた。
仕事を与えるべきだ。
彼らもそれを望んでいる」
と語り、その後の調査でシカゴで暮らす10代の黒人の92%が無職であることを知り、
「ティーンネイジャーによる犯罪を減らす為にも雇用促進に取り組むことが重要と判断した」
と明かしている
シカゴ・アーバン・リーグの代表も
「夏の間だけ仕事を与えるプロジェクトなどもありますが、我々が目指しているのは1年は続けられる仕事です。
年単位での仕事を望む声が多く挙がっています」
と語り、より大きなムーブメントにする為に、シカゴに縁のあるアーティストに声を掛けて、秋にチャリティ支援の音楽イベントを開催する考えも発表している