インディラッパーとして成功したTech N9neが90年代にJam&LewisやQuincy Jonesと契約していたことを明かす・・・「彼らと契約できたということは、オレの中にスター性のようなものを見たということだと思う」
2014/03/26 15:21
「オレは1993年にJimmy Jam & Terry Lewis(ジミー・ジャム&テリー・ルイス)と契約した。
Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)をプロデュースした2人だ。
だけど、残念ながらうまくいかなかった。
彼らはオレの活かし方を見つけられなかった。
どのジャンルに組み込むのか、どう売り出すかを決められなかったんだ。
その後1997年にはQuincy Jones(クインシー・ジョーンズ)とサインした。
Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)をプロデュースしたあのQuincy Jonesだ。
そういう人たちと契約できたということは、彼らがオレの中にスター性のようなものを見たということだと思う。
1998年にはJCOR/Interscopeと契約して、翌年いまのパートナーでもあるTravis O’Guin(トラヴィス・オー・グイン)と出会った。
彼と始めたのがStrange Musicだ。
結局、オレの場合は自分で自分を売り出すのが一番いいと思ったからだ。
15年以上経った今も彼と強固な関係を続けられているのは嬉しいね」
TDEの社長Punch(パンチ)が昨秋受けたラジオインタビューで「レーベルを立ち上げる際にStrange Musicを参考にした」と語るなど、インディペンデント・アーティストとして大成功しているTech N9neだが、
「インディで活動するアーティストへのアドバイスを」
と求められると、
「結局は音楽だ。
リスナーはいい音楽を求めている。
いい音楽を作ることだ。
他のアーティストが何をやってるかは関係ない。
人のマネをしてはいけない。
まず音楽だ。
次にショー。
いいショーをすればお客はまた来てくれるし、口コミで新しい客も加わる。
それがオレのやってることだ。
オレの音楽を聞いてくれた人がいいと思ってくれ、ショーを見た人がいいと言ってくれた。
3つ目はファンと繋がることだな。
自分に会いたがっているファンの前に出て会話をすること。
これもやっている。
過去の全てのツアーでファンミーティングの時間を作って会っている。
写真を撮ったり、プレゼントをもらったりね」
と助言している
【moluv】