50CentがSteve Stouteとの15年来の遺恨を語る・・・「『あのホワイト・ボーイとは契約しない方がいい。やめとけ』と言ってきたんだ。Emimenのことだ。彼はEmを一面的に見ていた」
2014/03/20 16:58

米MTVニュースのインタビューを受けた50Cent(50セント)が、ネットで話題になったSteve Stoute(スティーヴ・スタウト)との"衝突"についてコメントした
Steve Stouteは2月に出たHot97の番組内で、
「彼が最後に出したヒット曲は"I Get Money"じゃないか?
あれ以降、音楽的に影響を与えるような動きはしていない。
その間、Kanyeはアルバム3,4枚を出している。
50はいつも『やるぞ、やるぞ』と声だけで、何もしなかった」
と現在の50の音楽的力量を怪しむ発言をし、これに怒った50が先日NYニックス戦のコートサイドで出くわしたSteve Stouteに詰め寄る場面が多くの人に目撃されている
この時の会話の内容について尋ねられた50は
「ああ、あの時は、
『Steve、あれは頂けない。
あの発言は気持ちのいいものではなかった。
謝罪をするべきだと思う』
と言ったんだ」
と穏やかに語り、「あの形相でそんな丁寧に謝罪を求めたんですか?」と確認されると、
「いや、ちょっと違う感じだったな」
と笑いながら答えている
50CentとSteve Stouteの遺恨はこの時に始まった話ではない
50は90年代後半にColumbiaと契約し、2000年に発生した有名な"9発被弾事件"でトラブルを嫌ったColumbiaから契約を打ち切られるという苦い経験をしているが、この時のColumbiaの重役がStouteだったようで、今回のインタビューでも、
「Steveとは、Columbiaをクビになった後、Interscopeでも顔を合わせている。
オレがInterscopeに営業に行った時、彼はそこのエグゼクティブだった。
曲を聞いてもらおうとCDをセットしたら、彼に言われた。
『いや、いい。
オレはキミの音楽を知ってる。
以前、キミと契約をしたのは私だ。
覚えてないか?』
とね」
こうして再びStouteに契約を拒否された50だが、ミックステープシーンでの活躍を知っていたEminem(エミネム)に声を掛けられてShady/Aftermathとサイン
Interscopeの配給を受けて03年にリリースした「Get Rich or Die Tryin'」は、米だけで900万枚以上を売り上げるメガヒットアルバムとなっている
50のStouteへの不満は収まらず、Shady/Aftermathと契約する前にLAのホテルのロビーでStouteから声を掛けられた時のエピソードも披露し、
「『あのホワイト・ボーイとは契約しない方がいい。
やめておけ』
と言ってきたんだ。
Emimenのことだ。
彼はEminemを一面的に見ていた。
丁度、D12の"Purple Pills"が話題になってる時で、おバカをやるEmとストリートイメージのオレでは合わないと言うんだ。
もちろんオレはそれを無視して、あのホワイト・ボーイと契約したよ。
オレに興味を示してくれたのは彼だけだったし。
オレの大好きなホワイト・ボーイだよ、Emは」
と、Steve Stouteから"余計な口出し"があったことを暴露している
【moluv】